①戦略立案

【比較】ベンチャーキャピタル・事業会社・投資家からの資金調達

ベンチャーキャピタル(VC)、事業会社、投資家(エンジェル)からの資金調達を考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、起業前後の方だと、「どうやって?」というところが気になると思います

また、こういった人や会社からの資金調達は、銀行や公庫からの融資とは異なる考えで臨む必要があります。

今回は「一般的に言われている」ベンチャーキャピタル(VC)、事業会社、投資家(エンジェル)の特徴について、実際にこれらすべてから投資を受けた会社の社長のお話をもとに、金融機関からの融資とも比較しながら解説していきます。

登場人物紹介

きこう
きこう
新卒から3年間、月400時間労働をしていた結果、時間をとことんまで突き詰めるようになった時短ヲタ。法人を起業したが、もっと効率的に実施できたのではと考えており、次回のために手順をまとめている。
起業したい人
起業したい人
いつも時間のことばかり考えているが、時間がなさすぎて新しい情報が入ってこず、困っている。近々起業したいと思っているが、資金調達とは何をすれば良いのかイメージできていない。

投資機関からの投資と金融機関からの融資を比較

起業したい人
起業したい人
法人が資金を借りる時に、銀行から融資を引くってのが今まで王道だったけど、最近は投資機関から何億円と調達してる会社もあるよね。一体、何が違うの?
きこう
きこう
まず、僕は銀行から融資を受けているんだけど、銀行の目的は返済額に2%程度の金利を乗せて、貸した後は特に何もせずに金利分の儲けを得ること。だから、貸したお金がちゃんと返ってくるかに重点を置いてるんだ。
起業したい人
起業したい人
貸したら特に何もせずってことは、事業が確実に伸びるものであるかどうかが見られるってことかな?
きこう
きこう
そう!つまり、創業者自身にその事業に関する経験があって、既に同じ事業で伸びている事例もあって、事業計画もしっかりしていて、申請が無理のない金額(創業時は資本金の3~10倍程度が目安)であれば貸してくれるんだよね。詳しくはここに書いたよ。
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起業したい人
起業したい人
ということは、まだ市場がない新しい商品を開発している場合は銀行からの融資はおりにくいのかな。
きこう
きこう
一概には言えないけど、その可能性は高いね。逆に、ベンチャーキャピタルや事業会社、投資家の人たちはこういった未来ある事業に投資をすることが多いんだ。
起業したい人
起業したい人
確かに、AIとか、IoTとか、全く新しい技術にがんがん投資しているイメージがあるね。投資機関は何を目的にしてるの?
きこう
きこう
細かい目的は各機関によって変わってくるから後で説明するけど、ざっくりまとめると「企業価値を上げること」を目的にすることが多いかな。趣味でやってる金持ちもいるけどね。だから、銀行よりは積極的に経営に介入してくるケースが多いよ。
起業したい人
起業したい人
企業価値が上がれば、上場した時に株を売ったり、社外取締役として重要なポジションに就いて世の中を動かしたりできるもんね。伸びるか分からないところに投資するわけだから、経営に介入してくるのも納得できる。
きこう
きこう
これは補足だけど、銀行が融資するような、既に市場がある中で始まった事業を「スモールビジネス」、投資機関が投資するような、まだない市場を創り出す事業を「スタートアップ」と呼んだりするね。始めることがどちらに近いかによって、どこから資金調達するかを判断すると良いよ。

投資機関ごとの違い

起業したい人
起業したい人
投資機関にもベンチャーキャピタル(VC)、事業会社、投資家といると思うけど、どういう違いがあるの?
きこう
きこう
これは実際にいずれからも投資を受けているベンチャー社長が話してくれた内容なるけど、あくまで「一般論」ということを踏まえて比較していくね。

ベンチャーキャピタル(VC)、事業会社

きこう
きこう
まず、ベンチャーキャピタルの中でもベンチャーキャピタル専業のものと、他の事業をメインにしている事業会社の子会社として活動しているコーポレートベンチャーキャピタルというものがある。
起業したい人
起業したい人
専業系なのか、事業会社系なのかによっても目的が変わってくるってことだね!
きこう
きこう
そう。まず、専業系は投資に対する金銭的リターンを得ることが最大目的。例えば、未上場の時点で安く株を買って、上場させて、買った時の何十倍何百倍で株を売る、とか、株を他のファンドに転売する、とかね。
起業したい人
起業したい人
ものすごくハイリスク・ハイリターンってことが伝わってくるね。あ、だから経営に介入してくるのね。
きこう
きこう
投資してる側としてはお金預けて勝手にやられて失敗したら大変なことになる。だから、経営に介入して育てるというところまでやることが多いんだ。金融からの融資に比べて巨額の資金が調達できて、返済義務もない一方で、価値を上げなきゃならないから、価値が上がりきらないうちは上場させてくれないとか、圧力も強いよ。
起業したい人
起業したい人
専業系から投資を受けた場合、早く上場させればいいってもんでもないのね。経営者はジレンマだろうなぁ。
きこう
きこう
スピード上場を決めているところの株主構成を見ると、専業系はほとんど入れてなくて、事業会社系が多かったってケースもあるから面白いよ。Wantedlyとかね。
起業したい人
起業したい人
へぇぇ。今度、上場ベンチャーの株主構成も見てみようっと。
きこう
きこう
一方で、事業会社系だと金銭的リターンというところはそこまで強くない。どちらかというと、本業を伸ばすための将来的な買収とか、業務提携を意図してやっているところもあるよ。
起業したい人
起業したい人
そうか、事業を買ってもらうというのも起業家のゴールの1つとしてあるもんね。海外でもGoogleとかMicrosoftとかはイケてるベンチャーをどんどん買収してるし、業務提携であれば大口顧客を捕まえているようなものだ。
きこう
きこう
だから、一般論としては専業系より事業会社系の方が経営への介入は少ないイメージ。その代わり、調達額も少なくなるケースも多そうだけど、そこはケースバイケースだね。

個人投資家(エンジェル)

起業したい人
起業したい人
これは、ベンチャーキャピタルの活動を個人でやっている人って意味合いだよね?
きこう
きこう
そう!ただ、個人だと目的は様々だね。日本の未来を面白くするために、趣味でやってるって人もいるみたいだよ。6~7割の個人投資家が損をしているらしいからね。
起業したい人
起業したい人
単純に金銭的リターンが目的なら、個人投資家としては、少しでも他の人や会社が投資をしているところに乗っかりたいよね。
きこう
きこう
そういった金銭的リターン目的でベンチャーキャピタルのようにやるか、完全に経営陣の「人」を見てやるかってところだろうね。経営者としては逆に個人投資家の「人」を見なければならないから、会社としてやっているところより慎重な判断が必要かもね。

投資機関からの資金調達の方法

起業したい人
起業したい人
資金調達するためには株を渡すんだよね?それでどれくらいの資金が調達できるの?
きこう
きこう
1株当たりの値段(=企業価値÷株式数)」を踏まえて、何%の株を渡すかで資金調達額が決定されるんだ。すなわち、いつ資金調達するかというのも大切だね。
起業したい人
起業したい人
サービスが誰にも認知されてない「いいアイデア」時点で資金調達すると、できたとしても大した額にはならないってことだね。
きこう
きこう
そう。だから、何千万という資金調達をしたいなら、サービスがある程度育ってからの方が良いね。開発が絡んでくると人も雇わなきゃならないから、数百万じゃちょっときついよね。
きこう
きこう
後は、価値が上がっていない状態で無理くり資金を引こうとすると、株式をより多く渡さなければいけないから、将来他の会社なり人なりが投資をしてくれるチャンスを潰してしまうことにもつながる。
起業したい人
起業したい人
いくら必要ってことを明確にした上で、何%の株式なら渡せるかを判断してから適切なタイミングで資金調達をしようってことだね。

投資機関からの資金調達で、適切に事業を拡大させよう

きこう
きこう
投資機関からの資金調達についてはイメージが湧いたかな?
起業したい人
起業したい人
うん。資金を引くなら、投資家を唸らせるような画期的な事業アイデアを考えないとね。
きこう
きこう
今は個人投資家も増えて、投資家と起業家をマッチングするサイトも出てきたりしているから、起業家にとっての選択肢は広がってきたね。
起業したい人
起業したい人
自分に合った投資家を見つけやすくなってきたってことだね。いい時代に生まれたなぁ。
きこう
きこう
ただ、いくら良いアイデアでもプレゼンが絶望的だと投資が受けられないから、もし自信がなかったらこちらも参考にしてみて!

プレゼン苦手を克服する4つのコツ

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きこう
グルメとビジネスとJリーグを愛す、 「ミニマル&時短起業家」。 好きな言葉は「シンプリシティ」と「生産性」。 知っているだけで世界が変わるおトク情報を配信します。
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