①戦略立案

起業するならリーンキャンバス書け!起業志望者がまずすべき戦略構築

最近、起業に関するこんな相談をよく受けます。

こんにちは。これから起業しようと思っています。
最近の○○な状況を受けて、△△なアプリを開発したいです。
プランとしては~な形を考えています。これについてどう思われますか?

信じられないかもしれませんが、10人の起業志望者と話すと、9人がこんな感じなんです。

まあ、彼(彼女)らには経験がないのでこのような質問になるのも仕方ないと思っているのですが、そんな時に僕が口酸っぱくして言っていることがあります。

まずはリーンキャンバス書け!!!

同じアドバイスをすることが多くなってきたので、なぜ僕がこう伝えているのか、まとめてみようと思います。

登場人物紹介

きこう
きこう
法人起業したが、経営コンサルティング会社にいた時の癖で起業前はひたすら戦略を練りまくってほとんどその通りにならなかった。同じ轍は踏ませまいと、後続の起業志望者に経験を伝えている。
起業したい人
起業したい人
いつも時間のことばかり考えているが、時間がなさすぎて新しい情報が入ってこず、困っている。起業を志しており、コツコツと戦略を練っているようだ。

起業志望者は手段と目的がごっちゃになるケースが多い

起業したい人
起業したい人
聞いて聞いて!起業のアイデアが湧いてきたんだ。
きこう
きこう
お、早速人に話してみるのはいいね。それで、その起業アイデアで誰のどんな課題が解決するのかな?
起業したい人
起業したい人
誰のどんな。えーっと、ぱっとすぐにはは出てこないなぁ。
きこう
きこう
もしかして、どういう仕組みのサービスを開発するってところは考えたけど、課題とかはまとめたりしていないの?
起業したい人
起業したい人
仰る通りでございます…。
きこう
きこう
ありゃりゃ、目的と手段がごっちゃになっているケースだね。アイデアが湧いてくるとテンション上がるから、どんどん何をするか考え始めるんだけど、ビジネスの根本って「お客様の課題解決」だから、しっかり課題に対する回答を設計しておかないと、誰にも受け入れられなくなっちゃう。
起業したい人
起業したい人
そっか。何を作るってところにばかり目が向いちゃってたな。そうすると、起業の戦略を考える時に、こういう手順で考えると良いって方法はあったりするの?
きこう
きこう
僕はまず、この記事で紹介している「起業の科学」って書籍を読んで、その後に「リーンキャンバス」を書くことをおすすめしている。
【書評】書籍「起業の科学」で失敗の99%を潰し成功の型にはまる起業時に、どのようにビジネスを創り出すのか、想像がつきますか?初めての起業であれば難しいのではないかと思います。そこで、「起業の科学」という書籍をおすすめしています。この書籍では起業の失敗の99%を潰し、成功の型にはまるヒントを得ることができます。...

リーンキャンバスって何?どうやって書くの?

起業したい人
起業したい人
リーンキャンバスって何?
きこう
きこう
「リーンキャンバス」で検索するともれなくこんな表が出てくると思うんだ。

①課題:あなたが考える、解決すべき上位3つの課題
②顧客:ターゲットはどんな人か
③UVP:あなたが提供する独自の価値は何か
④解決策:どうやってその課題を解決するのか
⑤チャネル:どうやってターゲットと接点を持つか
⑥売上:どのようにお金を得るか
⑦コスト構造:どれくらいの費用がかかるか
⑧主要指標:何の数値が上がれば成功か
⑨優位性:競合に真似されない優位性とは何か
※代替:ターゲットの課題を現在解決している代替手段は何か

きこう
きこう
経営コンサルタントがよくやる問題解決のアプローチに似ているんだけど、①から⑨までを順番に埋めていくことで、基本的な事業戦略が完成する。詳しくは提唱者の書籍「リーンスタートアップ」を読んでもいいし、さっき紹介した「起業の科学」でも十分網羅できる。
起業したい人
起業したい人
事業戦略ってもっとパワーポイント何十枚とかで作り込むものだと思っていたけど、こんなシンプルでいいの?
きこう
きこう
逆に、これくらいシンプルでなければいけない理由があるんだ。

初期の事業戦略なんてたいてい目論見通りに行かない

起業したい人
起業したい人
わかった!ごちゃごちゃしすぎると、人に伝える時に分かりづらくなるからでしょ。
きこう
きこう
もちろんそれもあるね。起業直後は資金調達のために投資家や金融機関に自分たちの事業についてプレゼンすると思うんだけど、限られた時間の中でさくっと伝える必要があるから、リーンキャンバスが役に立つ。
きこう
きこう
それに加えてよく起こるのが、初期の戦略が目論見通りに進まないってことなんだよね。何十ページの資料を作ったところで、最初の3ヶ月で既に計画とずれが出るなんて、珍しいことじゃない。
起業したい人
起業したい人
いくら頑張って考えても、数ヶ月でずれちゃったら全くその資料って意味をなさなくなってしまうよね。ちなみに、どうして上手く行かないの?
きこう
きこう
僕の場合は、「資金調達の期間が延びた」「資金調達額の思わぬ減額があった」「テストマーケティングで思うような成果が出ず、修正した」「事務作業に工数が取られすぎた」みたいな理由で計画とずれた。
起業したい人
起業したい人
開発系とかだと「思わぬエラーが出て、バグ解消に時間を使った」とかの理由もありそうだね。納得だ。
きこう
きこう
ここで大事なのは、リーンキャンバスを書いておけば、全ての戦略を書き換える必要がなくなるってことなんだ。目的をぶらさずに手段だけ変える、全体を変えずに一部だけ変えるってことがやりやすくなる。
起業したい人
起業したい人
リーンキャンバスを書かないと、戦略自体全てダメだって考えてしまって目的までぶれてしまうってことかな?
きこう
きこう
そう!立ち上げ時は失敗の連続だから、どうしても戦略に自信がなくなってしまう。そこで、リーンキャンバスに立ち返って修正することで、目的のぶれを減らすことができる。
起業したい人
起業したい人
誰かに相談する時もリーンキャンバスのどこがダメだって指摘してもらいやすくなりそうだしね。
きこう
きこう
最近の起業家で成功している人は、リーンキャンバスの存在を知っているし、実際に作っている印象。だから、相談しに行くときの共通言語として使えるし、やり取りが早くなるというメリットがある。
起業したい人
起業したい人
そうか。じゃあ、まずはリーンキャンバスを作り込むところから始めてみよう。

リーンキャンバスを用いて事業の成功イメージを描こう

きこう
きこう
特にリーンキャンバスの重要性を伝えたいのは「何から手をつければいいか分からない人」「経営コンサルとかの出身でなまじ戦略が作れる人」なんだ。
起業したい人
起業したい人
前者は分かるけど、後者はどうして?
きこう
きこう
戦略が作れる人って戦略構築が楽しくなるから延々と描き続けるんだけど、さっき言った通りでほとんど実現されない。そもそも今まで戦略を作ってきた人って事業がしっかり立ち上がっている段階で入り込んでいることが多いから、ある程度予測が立てやすいんだよね。
起業したい人
起業したい人
そっか、起業直後なんて不確実性の高いことばかりだからね。そもそも状況が違うのか。
きこう
きこう
だから、最初はリーンキャンバスで十分!リーンキャンバスを納得できるレベルまで仕上げてみよう。
起業したい人
起業したい人
次こそは、堂々と相談乗ってもらえるようにしよう…。

※起業の手順についてはこちらの記事も参考に!

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