①戦略立案

【検証】お金がないから起業できない?リアルな費用と対策を公開

個人起業(フリーランス化)にせよ、法人起業にせよ、会社勤めから独立するとお金の面で不安…というイメージってありますよね。

しかし、何にどんなお金がかかるのか、具体的に考えることって少ないのではないでしょうか。

出ていくお金がはっきりしたり、お金を入れる方法を知ったりすることで「あれ、意外とお金がないと思っていたけど起業できるぞ」と考え直すこともあるかもしれません。

起業のハードルについて正しく認識するためにも、今回は、企業を退職して個人起業と法人起業したときに、実際にかかった費用・費目についてまとめてみました。

登場人物紹介

きこう
きこう
法人起業したが、起業後に色々と襲いかかる出費に尻込みしていた。後に続く人たちが同じことにならないよう、経験を伝えている。
起業したい人
起業したい人
起業してみたいが時間がなく、起業まわりの情報には疎い。年金や社会保険など、日本の制度に関する知識がほとんどない。

起業時にかかるお金(会社勤めとは異なるもの)

起業したい人
起業したい人
そういえば、近々会社を辞めて起業しようと思ってるんだけど、起業した時に年金やら何やらって個人で払わなきゃいけないんだよね。ざっくりどんなものがあるの?
きこう
きこう
個人(フリーランス)か法人かによっても変わってくるんだけど、会社の給料から天引きされたり、代わりに支払ってもらっていたこんなものを自分で払わないといけなくなる。

個人の場合

・住民税(会社が支払いしていた場合)
・国民年金
・健康保険

起業したい人
起業したい人
それぞれどれくらい払う必要があるのかな?
きこう
きこう
住民税と健康保険料は前年の所得に関係してくるんだけど、自動計算サイトがあるから確認してみよう。国民年金は一律で月額16,340円(平成30年度)だね。
起業したい人
起業したい人
仮に年収400万円だった場合、1年間の支払いはこんな感じか…。
渋谷区年収400万円の場合

住民税:19,625円×12ヶ月=235,500円
国民健康保険:19,682円×12ヶ月=236,188円
国民年金:16,340円×12ヶ月=196,080円

起業したい人
起業したい人
えっ、渋谷区で年収400万円の人が1年間独立して生活しようと思ったら、合計667,768円もかかるってわけ?なんちゅー暴利を貪り取られるんだ…。
きこう
きこう
そうだね。仮に毎月15万円はどこかしらから収入が入ってくるとしても、56,000円くらいはこれらに取られてしまうってわけ。仮に60,000円の家で一人暮らししてたら、食費とか自由に使えるお金は30,000円くらいになる計算だ。
起業したい人
起業したい人
そう考えると、800,000円くらい貯金しておかなきゃ、もしかしたら恐いことになるかもしれないな…。これらって会社勤めの時はどこから払ってたの?
きこう
きこう
会社が代わりに支払っている場合、給料から天引きになっていることが多いよ。年金と健康保険は個人だと2つ分かれているんだけど、企業では「厚生年金」っていうのにまとめられていて、半額を企業が支払ってくれている。厚生年金についてはこちらも参考までに。
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起業したい人
起業したい人
なるほど…。今まで企業が半額支払ってくれてたものが自分にのしかかってくるから、重くなっているんだな。実はありがたかったわけだ。

法人の場合

きこう
きこう
法人起業の場合は個人で支払うものに加えて、考えておかなきゃならないものがいくつかあるね。

・住民税(会社が支払いしていた場合)
・厚生年金(国民年金+健康保険)
・資本金(100万円以上あるとよい)

起業したい人
起業したい人
資本金って、法人設立のためのお金だよね?でも、資本金1円からでも起業できるって聞いたことあるよ、どうして100万以上あるとよいの?
きこう
きこう
まず、この記事にもあるんだけど、株式会社だったら設立に20~30万はかかるんだ。設立費用として資本金から拠出するケースが多い。ここでそれくらい必要だね。
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起業したい人
起業したい人
確かに、それくらいかかるって聞いたことがある。でも、それなら50万円くらいで十分だよね?
きこう
きこう
それと、銀行で口座を作るためには自宅だと開設できないケースが多いから、オフィスかバーチャルオフィスを借りる必要がある。その固定費だけでも、5万~70万くらいかかったりするよね。
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起業したい人
起業したい人
バーチャルオフィスなら月数千円だけど、ちゃんとした部屋を借りようと思ったら、それくらいはかかるよね。
きこう
きこう
そして、どういうビジネスを進めるかにもよると思うけど、100万円ぽっちじゃゴリゴリ進めてくのに心もとないよね。半年くらい売上が出ない可能性だってあるわけだし。その場合に融資を引く必要があるんだ。融資さえ引ければ当面の運用コストは何とかなる。
起業したい人
起業したい人
ああ、日本政策金融公庫とか、銀行からの借入とかよく聞くあれかね?
きこう
きこう
そう!詳しくはこの記事に書いてあるんだけど、融資の限度額は資本金によって判断されるんだ。だいたい資本金の3~10倍と言われている。
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起業したい人
起業したい人
なるほど。資本金が少ないと、借りられる金額も限られちゃうんだね。
きこう
きこう
うん。そういう理由で100万くらいは最低限用意しておきたかったりする。
起業したい人
起業したい人
もし融資を引かずに資本金の額を費用が上回っちゃったら、もう倒産なの?
きこう
きこう
その場合は、役員個人のポケットマネーを会社の口座に「役員貸付」という名義で入れることができる。でも、それをすると個人ともども破産しかねないから、できるだけ避けたいね。
起業したい人
起業したい人
結局、法人起業の場合は個人でかかる66万円くらいに加えて100万円くらい用意したほうがいいってことかな?
きこう
きこう
厚生年金は国民年金+健康保険に比べてちょっとだけ負担が軽いのと、資本金は創業メンバーで折半したりできるから厳密にはそんなに必要ないかもしれない。でも、法人起業するなら150万円くらいは現実的に持っておきたいね。

起業してお金がないという事態を避けるために

起業したい人
起業したい人
起業していきなり会社勤めより収入上がるケースってエンジニアくらいしかないだろうし、上手いことお金をやりくりする方法ってないのかな。
きこう
きこう
収入が下がるとしたら、固定費を下げるしかないね。家賃、水道光熱費、携帯代…。今はシェアハウスに住むことで家賃を月20,000円下げたり、携帯を格安にすることで月5,000円浮かせたり、お酒を断つだけで月の交際費が10,000円減ったり、やりようはいくらでもある。
起業したい人
起業したい人
なるほど…。今まで不自由してなかったから考えることは少なかったけど、あれこれ工夫してみよう。
きこう
きこう
最初はお金の面で辛いかもしれないけど、乗り越えたら時間も働き方も自由自在だし、知恵もつく。ヒントになりそうな記事を置いておくから、これも参考にチャレンジしてみて!
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きこう
グルメとビジネスとJリーグを愛す、 「ミニマル&時短起業家」。 好きな言葉は「シンプリシティ」と「生産性」。 知っているだけで世界が変わるおトク情報を配信します。
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