①戦略立案

【書評】書籍「起業の科学」で失敗の99%を潰し成功の型にはまる

起業の手続き以外で、どのようにビジネスを創り出すのか、想像がつきますか?
僕もそうでしたが、初めての起業であれば難しいのではないかと思います。

起業家の創業ストーリーについてはよく聞きますが、「起業」そのものについて体系的に教えてくれる場は起業塾やコンサルくらいしかないと考えていました。

しかし、起業塾やコンサルと言っても、人を選ばなければならず、少なくない投資になります。何かもっと手軽に「起業」について体系的に学べる書籍のようなものはないか…と模索していたところ、ありました。それが「起業の科学」です。

今回は、この「起業の科学」がいかにおすすめできるかをお伝えするために、簡単に要旨をまとめてみました。分厚くて安くはない書籍なので、是非購入の判断にお役立て頂ければ幸いです。

この本の内容は「ビジネスの育て方」がメインで、「会社設立の手続き」などは掲載されていないので、具体的な手続きが気になる方はこちらの記事もお読みください。

【保存版】起業ってどんな流れで始めるの?会社設立の方法まとめ会社設立はどんな流れで始めれば良いか、ぱっと思い浮かびますか?会社設立は登記をすればそれで終わりというわけではありません。本記事では法人起業の経験をもとに、設立前後にやらなければならないことをまとめました。法的な手続きから具体的なツールなど準備までを網羅した完全版です。...

登場人物紹介

きこう
きこう
法人起業をしたが、次に起業する時のために手順をまとめている。勤め人時代は新規事業を立ち上げて成功させたが、「起業の科学」に書いてあることに無意識に沿っていたことから、この書籍を全力でおすすめしている。
起業したい人
起業したい人
いつも時間のことばかり考えているが、時間がなさすぎて新しい情報が入ってこず、困っている。近々起業したいと思っているが、何をすれば良いか分からない。

書籍「起業の科学」の魅力

起業したい人
起業したい人
起業して自分の好きなビジネスをやりたいと思ってるんだけど、思いつくものはどこかでやられているようなものばかりで本当に自分でもできるのかなって自信がなくなっちゃうんだ。
きこう
きこう
どこかでやっているものであっても、見せ方を変えたり、コストの使い方を変えたり、裏で工夫できるところは実は色々あるんだけどね。細かいところは後で詰めるとして、大枠で正しい手順に沿ってやれば、大きく外れることはないと思うんだ。
起業したい人
起業したい人
その正しい手順っていうのが、色々情報がありすぎてはっきりしないんだよね。これ1つ覚えておけばOKっていう型のようなものってないのかなぁ。
きこう
きこう
実は、僕も探してたんだけど、教科書にできるものがあったんだよ。「起業の科学」って書籍。
起業したい人
起業したい人
何だか分厚くて高くて難しそうな本だね。読み終わるのに1ヶ月かかっちゃうんじゃない?
きこう
きこう
そんなことないよ、字も大きいし、図解も入っているし、情報がきれいに整理されて分かりやすいから1日で読めるんだ。細かく言ってることを理解して、少しずつ進めるなら1ヶ月はもちろん半年とかかかるかもだけど、本気で起業準備するなら妥当な期間じゃない?
起業したい人
起業したい人
確かにそうだね。ちなみに「起業の科学」の面白いところってどんなところ?
きこう
きこう
まず、この書籍ができるまでの調査が半端じゃないんだ。

・著者が日米で起業した起業家かつ投資家で、自身の経験に基づいて書いている
1,000人以上の起業家・投資家を取材
・起業に関する理論書と起業家の自伝300冊を熟読
・起業家のブログ500本、講演動画1,000本を解析
・その研究成果である1,750枚のスライド「スタートアップサイエンス」が全世界で5万回のシェア

起業したい人
起業したい人
著者さんの起業オタクっぷりが半端ないね…。でも、ここまで検証を重ねていると、説得力しかないよね。
きこう
きこう
そう。そしてその上で読んでみて感じたことが5つある。

マーケティングの基礎知識が学べる

きこう
きこう
PEST分析、ペルソナ分析、カスタマージャーニーマップ、AARRR…みたいな言葉を聞いたことがある?
起業したい人
起業したい人
何となく耳にしたことはあるけど、よく意味が分かっていないなぁ。
きこう
きこう
これらはマーケティングを考える時に検討しなければいけない内容なんだけど、言葉は耳にしても具体的なやり方まで分かる人はそんなに多くない。
起業したい人
起業したい人
もしかして、そういうマーケティングの基本的なところから図解で解説してくれていたりするの?
きこう
きこう
そう!だからマーケティング初心者でも「起業の科学」で読んだ通りに試行錯誤していけば、マーケティング基礎も覚えられる。中途半端に知識だけ持っていると、間違ったやり方で進んでしまうから、それを矯正することもできるね。
起業したい人
起業したい人
なるほど!じゃあ「起業の科学」を教科書にしてマーケティングを学ぶことで正攻法になるんだね。

有名書籍のエッセンスが詰まっている

きこう
きこう
「リーンスタートアップ」「ストーリーとしての競争戦略」「イノベーションのジレンマ」「イシューからはじめよ」…これらの書籍の名前は聞いたことあるかな?
起業したい人
起業したい人
「リーンスタートアップ」は聞いたことあるよ!シリコンバレーのスタートアップのバイブルみたいに扱われてるものだよね?
きこう
きこう
よく知ってるね。まさに、起業家がバイブルにしているような書籍なんだけど、そのエッセンスが「起業の科学」の中にしれっと入っているんだ。リーンスタートアップの肝となる「リーンキャンバス」の話、記事にしてみたからご参考に!
起業するならリーンキャンバス書け!起業志望者がまずすべき戦略構築起業する時に戦略を考えたりそれを人に相談するのであれば、リーンキャンバスを使うのが最も便利です。しかし、多くの起業志望者がリーンキャンバスを書かずに進めており、支離滅裂なプランになっています。今回は、最初にリーンキャンバスを書くべき理由をお伝えします。...
起業したい人
起業したい人
リーンスタートアップみたいな複数の有名書籍の使える内容を、より実践的に解説してくれてるってこと?
きこう
きこう
そういうことだね。だから起業の科学で実践的な考えと使い方を学んで、もっと詳しく知りたかったらこれらの本を熟読すると理解度が上がる。
起業したい人
起業したい人
一度読んだら二度三度以上おいしい書籍だってことだね。

誤解しがちなカタカナ言葉の正しい意味を理解できる

きこう
きこう
例えば僕が、WEBマーケティングを専門にしている集客の会社を立ち上げるとする。この会社は「スタートアップ」って呼ぶのかな?
起業したい人
起業したい人
始めたばかりの新しい会社なんだから「スタートアップ」って言うんじゃないの?
きこう
きこう
それが、時と場合によるんだ。僕が革新的なシステムを生み出して、マーケティングの構造を変えることに挑戦するなら「スタートアップ」だけど、例えば既にGoogleが提供している広告のシステムを使って安定的に集客しましょうってビジネスなら「スモールビジネス」なんだ。
起業したい人
起業したい人
新しい市場を作るものが「スタートアップ」既存の市場で成長するものが「スモールビジネス」ってことかな。
きこう
きこう
ざっくりその認識でOK!このように、起業家まわりの情報は横文字(カタカナ言葉)が多いんだけど、誤解して使っていると痛い目を見る。起業に関する情報を正しく理解するためにも、この本を一周しておくと良いね。

考えることの順番に迷わない

きこう
きこう
起業の世界では、何をどの順番で考えて行動するかって大事なんだ。
起業したい人
起業したい人
聞いたことある!お客さんが欲してるかどうか考える前に商品を作っちゃうパターンだよね。
きこう
きこう
一番よく聞く失敗パターンだね。順番をすっとばしたり逆にしたり十分でない状態で次に進んでしまうということがある。
起業したい人
起業したい人
それを避けるために、「起業の科学」を参考にしながら1つ1つ丁寧にやっていくことで、ミスを防ぐことができるんだね。

ビジネスを育てるためのステップとは?

起業したい人
起業したい人
それで、「起業の科学」に書いてある正しい順番って何?
きこう
きこう
以下の5つの大枠と、それぞれの大枠を達成するためのステップに分かれている。

ステップ1:アイデアの検証

①アイデアに気づく
②スタートアップのメタ原則
③アイデアの検証
④プランAの作成
※サイドプロジェクトでアイデアを練る

起業したい人
起業したい人
これはアイデアをどうやって練っていくかって話だね。
きこう
きこう
課題の見つけ方有名企業の失敗事例と、誰が聞いても良いアイデアは実は良いアイデアじゃないんだよってことが肝かな。

ステップ2:課題の質を上げる

①課題仮説の構築
②前提条件を洗い出す
③課題~前提の検証
※創業メンバーと課題が合っているか見極める

起業したい人
起業したい人
課題ってアイデア段階で考えるんじゃないの?
きこう
きこう
どちらかと言うと、課題を深掘りして、最初に考えていたことは本当に課題なのか?を突き詰める段階だね。
起業したい人
起業したい人
考えても考えても終わることがなさそうでこわいね…。
きこう
きこう
ペルソナ、エンパシーマップ、KJ法…みたいな形で具体的に考える手法も書いてあるから安心だよ!

ステップ3:ソリューションの検証

①UXブループリントを作成する
②プロトタイプを作る
③プロトタイプを使ってもらい、インタビューする
※核となるメンバーを決める

起業したい人
起業したい人
ここまで来るといよいよ開発って感じがするね。
きこう
きこう
そうだね。WEBサービスなら実際の動作画面とかお客さんが使う手順とか形にする直前の段階について、イメージがつけられるようにする。

ステップ4:人が欲しがるものをつくる

①実験の準備をする
②MVPを構築する
③MVPをカスタマーに届ける
④MVPの評価をする
⑤新たなスプリントを回す
⑥継続的なUX改善
⑦(ビジネスモデルが難しければ)ピボットする
※柔軟性の高いチームを組成する

起業したい人
起業したい人
うわぁ…横文字がいっぱいだ。MVPってサッカーとかで表彰されるあれ?
きこう
きこう
違うんだ。「Minimal Viable Product」と言って、お客さんが使える最小限の製品のことを指すんだ。最初から色々と付け加えたら実はいらなかったってことにもなりかねないから、最小限で使えるものをとっとと世の中に出しましょうねっていう考え方。
起業したい人
起業したい人
開発が無駄にならないためにも、小さいものでまずは実験して、必要なものを徐々に付け加えていくってことだね。
きこう
きこう
元々は「リーンスタートアップ」という書籍の内容なんだけど、「起業の科学」を読めば十分理解できる。
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ステップ5:事業を大きくするための変革

①ユニットエコノミクスを計測する
②顧客1人当たりの売上・利益を高める
③CPAを下げる

起業したい人
起業したい人
ここまでいくとサービスは認知されてきて、後はどんどん大きくするだけだから、イメージつきやすいね。
きこう
きこう
そう。ここまでは収益化を無視してやっている企業もあるからね。お客さんの集客コストを下げながら、どこで収益を出して事業を大きくするかを考える。LTV(お客さんの生涯価値)を高めるというのも意識しないといけないことだね。
起業したい人
起業したい人
一般的な企業の新規事業開発室以外は、この章にあることをやっているイメージだね。
きこう
きこう
いい視点だね。だから、起業する人だけじゃなくて、新規事業開発室の人にも約に立つんじゃないかな。

「起業の科学」を読んで、成功ルートに乗ろう

きこう
きこう
ざっくりと内容についてイメージできたかな?
起業したい人
起業したい人
うん。実際は1つ1つの章に内容がぎっしり詰まっていて、挙げてもらった内容以外にも勉強することがたくさんありそうだ。
きこう
きこう
そうだね。ここまで体系的に網羅されている起業バイブルは中々ないから、何かしら気づきが得られると思う。これを読んで起業を成功させるルートに乗ってみよう!
ABOUT ME
きこう
グルメとビジネスとJリーグを愛す、 「ミニマル&時短起業家」。 好きな言葉は「シンプリシティ」と「生産性」。 知っているだけで世界が変わるおトク情報を配信します。
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